

今回は少し重たい内容ですが、とても大切なことなので考えるきっかけになれば、と思います。
店主は愛玩動物飼養管理士1級を持っていまして、会報が送られてくるんですね~
その5月号の特集がとてもよかったんです


こちらのタイトルはド直球で、これは読まねば

(だったら早く読めって

生き物を飼う上で避けて通れないお別れの時…
前もっていろいろ知っておくのと、全く知らずにいるのとでは、大きな差があると思います。
そんなこと今から考えたくない

特に初めて飼ったコの時は

『死』や『死への向き合い方』の考えは人それぞれで、家族間でも一致しないこともあるほどむずかしいこと。
正解がないだけに難しい


ココでは店主の場合をお話しようと思います。
短くしているつもりですが長くなります

こういう話が


店主はジャンガリアンハムスターから始まり、スナネズミ×2、近所の通いネコ、兄猫(同胎の姉猫はまだご健在

状況は違えど、ほかにもヒツジやニワトリ、前職場のコたちなど…
どのコの時も悲しくて辛かったけど、やはり兄猫の時は今までのコたちとは違い、そもそも治療すべきだったのかといまだに後悔ばかり

じぃじはその反省を活かしたつもりですが、それが彼にとって良かったのかはわからない。
ただ、その時の最善は尽くせた、と今は思います

店主の場合は、兄猫もじぃじも私の意思で方針を決定できましたが、その分自分との闘いです。
お世話も治療も通院も治療費もすべて1人で。
けど不思議と、その時は当たり前と思っていたので大変とはあまり思わなかったなぁ


兄猫はだいぶ進んだ、しかもタチの悪いタイプのガンでした。
当時は少しでも良くしたいと必死で抗がん剤を使い、入院もさせ、今思えばかわいそうなことをしてしまった

食べることができなくなっていたので、ただ見ているしかできない…
これが本当につらかったです

そして結果的に最期は苦しませてしまいました

じぃじは毎日仕事終わりに通院して補液、1日に何回も自分で注射…『私はいったいこのコに何回針を刺すのか…』と苦しくなったことも。
ある時からじぃじは食べることを拒否

その時はそれを彼の意思として受け取りました。
何度か経験するとなんとなく、あとどのくらいかわかります。
なので、兄猫の時を思い出しながら、今このコと自分に何が必要なのか考えました

彼は最後の最後まで意思を示してくれたので、それを尊重して彼らしい最期を迎えられるようにと決め、そのおかげかはわかりませんが、最後の一息がいつだったのかわからないほど静かに静かに旅立ちました

引き取ってからたったの2年。
よく13年間も耐えてうちに来てくれた。
いろいろ思うことは山のようにあるけれど…彼が旅立った時、ものすごく寂しくて悲しいけれど1番最初に思ったのは『よく頑張ったね』と不思議と晴れ晴れした感じでした

『死』ではなく、いなくなってしまったことが悲しかった。
兄猫の時は『ごめんね』しか言えず、『死』自体が辛く、立ち直れなかった。
この違いは多分、自分が納得してお世話ができたかどうかじゃないかと思います。
誤解を恐れずに言えば、予防や健康診断をして適切に飼っていても治らない病になってしまった場合には『治療せず自然に任せる』のも『やれる治療は積極的にやる』のも『安楽死』も、飼い主が本気で考え抜いた結果ならば、間違ってる

正解なんてないんだもの。
残された者が前を向ける選択って大事だと思います。
文章が相変わらず下手なので、伝えたいように伝わっているか不安ですが…
常日頃からおうちのコと正面から向き合ってください



うちも少なくともあと


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