2024.08.13
看板犬・くろみつがお空へ旅立ちましたことをご報告いたします
晩年は皆さんに『くろみつくん、どうですか？』とお気遣いいただき、いつも店主もくろみつも嬉しく思っておりました。
予想外の展開で、数日前までいつもの暴走ぐる活をし、まだまだ体力を温存したまま旅に出てしまいました。
かかりつけの先生のところへ夜駆け込んだことから始まり…
その後も何かあればすぐに電話で指示を仰ぎ…
夜中に夜間救急に駆け込んだ日もありました。
持病で亡くなると思っていたのに、突然現れた最後の敵はあまりにも手強く、店主もくろみつも打てる手は打ち必死に闘いましたが、とうとう打つ手がなくなってしまいました。
不思議とある時期から『なんとなく16歳半にはなれない気がする』と思っていた部分もありました。
やれることはすべてやったからか、何の悔いもなく、思ったより落ち着いて過ごしている自分に驚いています。
ただ、平静を保っている風でも、変なことやってしまっていたりして、まだまだざわついているようです
店を始めてからはほぼ24時間一緒に過ごし、その喪失感はほかのコの時とは比べ物にならないんじゃないかと思っていたのですが。
ある時からくろみつは
一緒に寝ないと言い出し
今まではいくらでも抱っこされていたのに離せと言い出し
ボーっと過ごすコだったのにうろうろ歩くようになり
横になることを嫌がるようになり
車いすに乗せると落ち着くらしくほぼ24時間をそこで過ごし
などなど、今から思うと適度に距離を置いてくれていたのかなとも思います。
ベッタリしていたらベッドが広く感じたりして辛かったかもしれませんね。
最後の日は仕事が忙しく、なかなかまとまった時間がとれなかったのですが、これも看板犬の宿命です。
ある意味、いつも通りの日常の中、いつも通りの日を過ごさせてあげられたと思います。
時間の許す限り抱っこしていたら、『こうやって抱っこさせてくれるのも久々だな～』としみじみしたのを覚えています。
長い時間を過ごしたお店で最期を過ごせたのはよかったんじゃないかな～
帰宅する前にキレイにシャンプーし、ブローをし、ふわっふわにしました。
顔もきれいなままでカットいらず。
爪は切るの好きじゃないからあえて切らず。
目は閉じるように対策。
おなかの中もきれいに対策。
死後硬直が始まって変な形になったら大変！とその日はタクシーで帰り。
無事かわいい姿でご帰還！
夏場なので部屋の温度も下げ、保冷剤もしっかりと。
おかげで私は布団をかぶって寝ました
とにかくかわいくてかわいくて、手放したくなくて、その日の夜は手をつないで寝ました。
苦しさから解放してあげられた安堵感が悲しさや寂しさを超えていたようで、涙はでません。
この時は本当にとにかくかわいいが一番の割合を占めていました。
なんだか不思議でしたね～
お花を送っていただいた方々には感謝しかありません。
お盆休みだったのであまり花の種類がなく、寂しく思っていたのでとてもうれしかったです。
棺には
トルコ桔梗
大好きだったたねやのあんこ
お芋
いつものご飯
子犬の時にもらったご愛用の鼻のもげたドラえもん
必需品だった靴下
店主がお気に入りのサボテン柄のお洋服
を入れ、旅立っていきました。
これからだんだんと寂しさが出てくるようです。
昨日からお客様と話をすると泣いてしまう現象が起きています
おとといまで平気だったのに～
ちなみに我が家は手元供養です。
そして私の気が済んだころ、最初のコは10年後、次のコは8年後に粉骨しました。
最初のコは今いる姉猫の同胎の兄弟なので姉猫と一緒に、次のコはくろみつと暮らしていたのでくろみつと一緒に、土にかえる骨壺へ入れていずれ土に還す予定です。
まだまだ先の話になりますね。
自分が死ぬ前に何とかしないといけないですからね。
ご興味ある方がいらっしゃればご相談ください。
言いたいことたくさんで、まとまりのない文になってしまいました。
ここまでお読みくださり、ありがとうございます。
最後に
今まで『くろみつ』をかわいがっていただき、ありがとうございました。
あのコが生きた証が皆様の記憶の中にあること、大変うれしく思います。
くろみつが教えてくれた介護のイロハ、車いす、必要な時にはいつでもご相談ください。
今後も皆様とわんこ・にゃんこライフをサポートさせていただけたらと思います。
またのご来店お待ちしております！
